- きょうしゃ
- I
きょうしゃ【侠者】侠気のある人。 おとこだて。IIきょうしゃ【強者】力や権力の強い者。⇔ 弱者IIIきょうしゃ【怯者】おくびょうな人。IV
「己より弱く, 助けなきものを凌虐する人は, ~にして/西国立志編(正直)」
きょうしゃ【狂者】(1)気の狂った人。(2)風流に熱中している人。 風雅に徹した人。 風狂者。「先師の意を以て見れば少し~の感も有るにや/去来抄」
(3)ざれごとをする人。 狂言師。V「~の言を巧みにする戯れ/太平記 5」
きょうしゃ【狭斜】〔中国, 長安の街の名で, 遊里があったことから〕色町。 遊里。VI「~の巷(チマタ)を徘徊(ハイカイ)する」
きょうしゃ【香車】(1)将棋の駒の一。 前方へだけ幾目でも進める。 成ると金将と同じ働きをする。 きょう。 きょうす。 やり。(2)遊郭の, 遣り手の異名。VIIきょうしゃ【驕奢】大変おごっていてぜいたくな・こと(さま)。「金銀がそのまま捨ててあるやうな~な趣味でなければ/或る女(武郎)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.